税理士法人TAPブログ

税理士法人TAPブログは、北海道(本別、札幌、帯広)にある会計事務所によるブログです。

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県の不正経理

 

ここ数日、千葉県の不正経理が話題になっています。

 

  ”千葉県で発覚した約30億円に上る不正経理は全国的にも突出している。

   会計検査院が自治体の不正経理を指摘した昨年10月以降、不正の実態が相次いで判明した愛知、

   岩手などと比較しても、「預け」と呼ばれる裏金作りが際だっている。”  (YOMIURI ONLINE より)

 

不正経理とは、例えば以下のようなものをいいます。

 

預  け        :予算を使い切るため、業者に架空発注して業者の口座に裏金をプールすること。

年 度 越 え :予算を使い切るため、翌年度に納入したモノを年度内に納入したように記録すること。

差 し 替 え  :その予算枠で買えないモノを、別の予算枠で購入すること。

 (不正経理の手法はほかにもあります。) 

 

不正経理の動機の多くが、

予算を使い切らないで来年の予算・補助金を減らされるのが怖い

というものです。

税金のムダづかいを減らすために、不正経理が見つかった団体に重いペナルティを課すべきです。

 

そもそも、なぜ今までこのような不正経理が見つからなかったのかも不思議です。

 

預け」は、仕入れたモノと会計を照合すれば見つけられます。

年度越え」は、納品書日付と会計を照合すれば見つけられます。

差し替え」は、領収書/請求書と会計を照合すれば見つけられます。

 

今までは、外部からの監査が不足していたということでしょう。

今後は、厳格かつ詳細な監査が求められます。

花 火

 

9月に入り、早くも1週間が経ちました。

 

もう夏の終わりが近づき、朝晩は涼しくなり、寒くてくしゃみが出ることもあります。

夏が過ぎてしまうのは少し寂しい気もします。

 

そんな夏の締めくくりのように、先日9月5日本別きらめきタウンフェスティバルで

4000発の花火が打ち上げられました。

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毎年恒例の花火ですが、今年もとても素敵でした。

皆さん川べりに出てきて、一時の間、花火を楽しんでいました。

 花火が終わった瞬間に雨が降り始め、夏の終りを感じました。

 

この先、冬の厳しい寒さにも負けず、また来年の春夏をじっくり待とうと思います。

本別のケーキはおいしい!

 

本別町にはケーキ屋さん(お菓子屋さん)が何軒かありますが、どこもおいしいお店ばかり。

甘党(あまとう)の私にはうれしい限りです。

 

わざわざ帯広から1時間かけて買いに来る方もいますし、私が買ってほかの町にお土産で

持って行くとすごく喜ばれます。

「本別はおいしいケーキ屋さんがあっていいですね」とよく言われます。

東京から来たお客さんに召し上がって頂いたときも喜ばれました。

 

十勝といえば、新鮮な牛乳・小麦・砂糖等をつかった「お菓子王国」として有名。

十勝の中心-帯広市内には大きな製菓会社さんがありますが、本別のお店もそれと同じく

おいしくて人気があります。

 

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写真は、私の家から歩いてすぐの所にある、『菓子の家』さんのケーキです。

2日連続で行ってしまい、今日もケーキを三個買ってきました。

私は一番右のショートケーキが特に好きです。

 

本別のケーキ屋さん(お菓子屋さん)はどこもおいしいお店ばかりですので、

本別町にお立ち寄りの際にはぜひ召し上あがってみてください!

政権が変わり、何が変わるのか・・・

 

 平成21年8月30日、衆議院議員選挙で与野党大逆転、民主党が大勝しました。

果たして歴史的な事件として、好意的に後世に記録されるような出来事となるので

しょうか。

 

 今回政権与党となる “民主党マニフェスト” を参考に、その一部を取り上げ、考えてみたいと思います。

 

 まず、一時期を除いて、自民党政権が約50数年間続いて、政官業の権力構造の一大転換と

いう事実と、その変革による期待と不安があります。

 その中で、マニフェストに記載されている「農家に対する販売価格と生産費の差額の戸別所得

補償」について、期待できる部分と、本質的に踏み込んでいない部分とを指摘して考えてみたい

と思います。

 今まで財政支出は「公益性」「公共性」を大原則に、各種団体(自治体、財団・社団、独立

行政法人、協同組合など)を通じて助成金・補助金などが交付されてきたのですが、直接支払

するという革新的な手法を掲げていることを期待して、これからの実施に向けて、見守りたいと

思います。

 この手法を地方主権の推進とあわせて二重、三重の無駄や、天下りの税金浪費を防ぐ一歩

としてもらいたいと思います。・・・たぶん大きな抵抗を受けるでしょう。

 

 このマニフェストの問題点は、食糧自給率の向上という観点から抜け落ちているものがあります。

 生産性の改善や、高コスト構造の改善による農業経営の基礎基盤に触れていないことです。

 民主党はFTAの推進を視野に入れているようですが、農業団体は猛反発しています。

 

 しかし、農家及び農業関連団体を支持基盤とする自民党は、今回の総選挙で大敗しました。

 これは何を意味するのでしょう。

 

 旧来の農業政策の延長では、農業も農家も守れないし、農業の未来に対する大きな不安

を抱いていることの表現だと思っています。

 これらの経緯は 宝島社新書『農協の大罪・・・農政のトライアングルが招く日本の食糧不安』

(元農水官僚、農学博士、経済産業研究所 山下一仁著)に詳細に記載されています。

 

 民主党の農業・食糧政策がどのように従来の政策と違ってくるのか、北海道の基幹農業

が発展できるのかどうか、大きな関心をもって見ていきたいと思います。

このドラマがおもしろい!!

 

2009年8月29日(土)夜9時からはじまったNHKドラマ『再生の町』(全5回シリーズ)が面白いです。

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2007年3月に財政破たんした「夕張市」をモチーフとして、財政破たんした町の再生を題材にしています。

このドラマでは、市町村の財政とからめて「独居老人」「低所得家族」などの社会問題も扱っています。

 

『あすなろ白書』で一世風靡した筒井道隆が、主人公の市役所職員を演じます。

主人公は、生まれ故郷の大阪府「なみはや市」の市役所に就職しますが、

財政再建プロジェクトチームに抜擢され、困難な仕事に立ち向かいます。

 

このような地方公務員地方財政にスポットライトを当てたドラマというのも

珍しいのではないでしょうか。

 

空知地方を中心に財政が悪化した市町村は北海道にもあります。

そして、不況により今後、法人税を中心とした税収も減るでしょう。

さらに市町村財政が苦しくなると予想されるなか、このドラマはとてもタイムリーなドラマです。

 

会計的な観点からいえば、市町村財政でも正しい会計を行うことが一番大切です。

「夕張市」もこのドラマで出てくる「なみはや市」も赤字を隠す粉飾決算をしていて、財政が立ち行かなくなっています。

毎年正しい会計をしていれば、赤字が出はじめの少額なときに対応することができます。

 

これからはじまる市町村の「財務4表」も、正しく作ってこそ財政破たんの予防につながります。

 

 

<リンク>

NHKドラマ『再生の町』

世界遺産-地の果て

 

北海道の世界遺産といえば、アイヌ語「シリエトク(地の果て)」が語源の知床(しれとこ)。

 

北海道唯一の世界遺産であり、日本全体の世界自然遺産3つのうちの1つなので、全国的に見ても貴重です。

 

先日初めてその知床に行きましたが、その素晴らしいの何の、その良さは言葉で表すことができません。

 

言葉で表せないので、4枚の写真を載せさせていただきます。

(クリックすると少し大きいものをご覧になれます。)

 

 左から

・道の駅-「ウトロ・シリエトク」のウニイクラ丼

・プユニ岬から見たウトロ港

・知床半島の北の果て-知床岬

・遊覧船から見た知床半島

となっています。

政治ではなく、企業が世界を救う!Vol.3

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経済学は、一般教養程度しかないので、私にはこの著書の内容を詳しくはわかっていない

と思っています。

 私が理解し、共感していることのみ、このブログでご紹介しているつもりであることを

ご承知のうえで、またご覧いただければと思っています。

 

 繰り返しになると思いますが、政治は権力であり、その主権者は国によって様々であることもご理解

されているとおりであると思います。歴史的に権力はときとともに、その主権者と乖離しひとり主張を始めます。

 この積み重ねが今日の「不調和な世界」・「持続不能な地球」を生じさせているようです。

 

 これに対して資本主義経済においての企業は、最終的にお客様が最終権力者といえます。

お客様のニーズに、どこよりも早く的確に「財又はサービス」を提供するかが勝負です。

 現在「不調和な世界」、「持続可能な地球」をいち早く認識し、これにチャレンジしている企業の

事例を少しご紹介します。

 

・ グラミン銀行の ムハマド・ユヌスの事例・・・これは有名でHPを検索していただけばたくさん

 でてきます。

 

・ 大手化学会社ユニリーバの事例

   インド子会社「ヒンドゥスタン・リーバリミテッド」の活動

      従業員に6週間、インドの農村に滞在することを義務付け、貧困な農村のニーズと嗜好を

      探り、現地の企業パートナーとともに原材料調達から加工・流通まで、ビジネスや教育の

      機会を与えながら、新商品開発に結びつけ、低所得市場でめざましい成果をあげている。

       これによって、現地に何万人もの雇用機会を創出するとともに、衛生面を主として貧困層の

      生活の質的向上にも貢献している。

 

・ KXインダストリーズの浄水フィルター

      ナノテクノロジーを使って、どんな汚染レベルの水からも有害微生物や化学物質を除去し、

      きれいな水を作り出す安価で機能性の高い革新的な浄水フィルターを開発した。

       さらにこの浄水システムを、安価な装置(MBディスペンサー)で「チケット」と呼ばれる

      交換フィルターを年間10ドル未満のコストで、汚水からきれいな水をつくれるようにしよう

      と、現地生産し雇用を創出するとともに、農村各地に「チケット」を流通させる小規模起業家

      を育成する計画である。

       アフリカなどで、汚水に由来する深刻な疾病問題に、国際社会による大規模なインフラ

      投資を待たずに、水と環境衛生に企業が大きく貢献できるとしている。

・ P&G社、ウォーターヘルス・インターナショナル社の浄水事業

      コア技術は異なるが、大規模インフラ投資を伴わない、いずれも安価で小規模な装置と

      現地における企業家等がかかわるビジネスモデルを構築して、前者と同様に貧困と水・衛生

      問題を、企業の利潤を追求しながら解決できるとしている。

 

・ 地球の持続可能性への取り組み(廃棄物・埋蔵資源・温暖化ガスなど)

      今世界のグローバル企業は製品生産から製品寿命の終了までを、設計・製造・流通・回収・

      リサイクル・再製品化(ゆりかごからゆりかごへ・・・プロダクトスチュワードシップ)を基本に、コスト

      削減とともに、廃棄物汚染の企業イメージの向上に積極的に取り組みはじめている。

   

   ナイキの事例;

      シューズのデザインに際し、ライフサイクル分析を採り入れ、プロダクトスチュワードシップ評価に照らして

      素材の選択、製品化し、また履かれなくなったシューズを小売店から回収しリサイクルしている。

      これを材料別に粉砕処理し、人口芝メーカーと提携して人口芝に再利用し、これによる事業

      収益が「ナイキ財団」の収入源となり、各種競技場への寄付へと貢献している。

 

 これ以上、ご紹介しきれないのでこれまでとしますが、ITの進化により情報公開が加速度的に企業

に求められています。

 企業は、国際的なNGOなどの監視のもと、環境破壊や廃棄物汚染・資源の浪費に対し、積極的に

取り組んでいることをアピールしていくことが、企業価値をたかめることに、すでに気付いています。

 

 「世界の難問」に、ビジネスとして、かつ持続可能な利潤を追求する方向としてチャレンジし、これからの

企業が、又資本主義経済が、“地球の持続可能性”を、“地球の未来”を保証していくものと著者は期待

して述べています。