税理士法人TAPブログ

税理士法人TAPブログは、北海道(本別、札幌、帯広)にある会計事務所によるブログです。

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【TAPの仕事】お客様の仕事に興味を持とう

 

会計事務所の仕事をしていると、本当に色々な業種の様々なお仕事の中身が見られて面白いです。

世の中にはこんな仕事があって、どんな流れになっているのかがお金の観点からわかります。

私は最初に会計の仕事をはじめたときに上司の人から
まずは関与先さんの仕事に興味を持って、売上と仕入の中身を勉強しなさい。
と教わりました。

秀和システムさんの、
『~の基本と実践がよくわかる本』
『~の動向とカラクリがよーくわかる本』
シリーズは本当によく読みましたし、今でも新たな分野の勉強のために読んだりします。
https://www.shuwasystem.co.jp/search/s12623.html

お客様の仕事に興味を持って売上や仕入の中身を勉強していると楽しいですし、
何より会計決算作業をするときに凄く役に立ち、業務がスムーズに進められます。

「ちょっとこの会社の会計が進めにくいな~」と思ったらまずはその業界の仕組みを勉強すると良いですね。

牛観察システム

 

 

 

 

 

 

日本農業新聞の記事からです。
北海道・十勝でもスマート農業の一環として「牛観察システム」を導入する畜産農家さんが増えております。

牛観察システムは、タブレットなどで牛の個体識別番号等情報を入れていくことで、牛の観察が可能となるものです。

酪農家」さんは牛乳を搾るためには一年に一度牛を妊娠させなければならず、そのためには発情を見逃さないようにしなければいけません。
そして病気になると牛乳が絞れなくなるので、同様に注意が必要です。
肉牛農家」さんは短い期間で肥らせて市場へ出荷することが大切な中、牛を太らせていくと病気になるリスクは高くなり、
病気や突然死で出荷ができないとなると、1頭で100万円以上の損失となることもあります。

このような病気や事故などのトラブルは夜間や早朝に起こることも少なくなく、365日24時間気を抜くことができません。
そしてそもそも牛の世話そのものの大変さだけではなく、高齢化や後継者不足など、農家の環境は大変なものです。

そのような大変な環境を少しでも改善するために「牛観察システム」は牛の首にセンサーを取り付け、その活動をデータで見える化し
センサーから取得するデータをAIが分析し、寝る・起きる・反芻する・餌を食べる・水を飲む・歩くなどの行動を判定しているのです。

農業新聞の記事ではこの観察システムに診療保障をセットとすることで、畜産農家の自己負担部分をなくす制度のようです。
農家のIT化を進めていくうえでこのような制度が充実していくことが望まれます。

レビュー『心構えが奇跡を生む』

 

 

 

 

 

 

 

心構えが奇跡を生む』 ナポレオン・ヒル W・クレメント・ストーン きこ書房

世界最大の損害保険会社つくったW・クレメント・ストーンとナポレオン・ヒルの共著です。
今抱えている問題こそが最高の目標実現につながると書かれております。

・どんな逆境でも、それと同等か、それ以上の利益の種子が込められている。

積極的な心構えがあれば困難に直面してもそれを克服する勇気と力が湧いてくる。不可能だという思い込みを打ち破る。

・人生においてもっとも価値があるのは、人を愛する心構えと他人のために奉仕すること、それを実行すること。

・「何かもう少し」と求める心構え。トーマス・エジソンが白熱電球の発明に成功するまでに、一万回以上も実験を重ねたことはよく知られた話だが、彼は自分が望むものができるまで何度失敗しても「何かもう少し」を求め続けた

・「問題で悩むことは素晴らしいこと」という心構え。問題に繰り返し打ち勝つたびにより賢くなり、実力がつき、経験豊かな人間になり、より良く、より大きく成功する人間になる。

・怠けるのでなく、今すぐやり習慣化するという心構え。行動の種子をまけば、習慣という実がみのる。習慣の種子をまけば、正確という実がみのる。性格の種子をまけば、運命の実がみのる。

・他の人を動機づける心構え。深い愛とゆるぎない積極的な信頼が自信をつけさせる。信頼していることを「私はあなたがこの仕事で成功しようとしていることを知っている。ここであなたを見守っています。」と伝えなければならない。

 

手形不渡りの猶予

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道建設新聞の記事からです。

新型コロナウイルスの影響で資金がまわらずに倒産(民事再生、会社更生等含む)する企業がどれだけ出てくるか心配なところです。

支払手形を振り出している企業の場合、通常は手形支払いができないと銀行取引が停止となり倒産を余儀なくされます。

特に建設業においては一回に資金が動く金額が大きく、得意先倒産による連鎖倒産、資金繰りのひっ迫による倒産を防ぐために、
この新聞記事の「手形不渡りの猶予」というのは大きなお話です。

記事にありますとおり、既に全国の金融機関は手形の支払期日が過ぎても不渡りとしない猶予措置をとってきております。
さらに、ここでは元請建設業者の倒産時にファクタリング会社が下請けに期日までに入金がない場合に、債権の全額を保証してくれるとあります。

緊急時にはスピーディーな資金保全が必要ですからこのような措置はありがいたいものです。

新型コロナウイルスの経済への影響

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます

最近は経営者の方とお話をしていても
「新型コロナウイルスの影響でまったく先が見えない」
「仕事について今後が不安だ」
といった話ばかりをお聞きいたします。

いくつかお話を聞ききする内容を書かせていただきますと、下記のような形が多いです。

・飲食業や旅館業など、人が集まる業種では売上が5割~10割も減少している事業者もあり、
小規模事業者持続化補助金」だけでは厳しい。

・国が無利子無担保の融資を進めている中でいつかは返さないといけないので控えようという経営者がいる一方で、
今時期に融資はできるだけ受けておこうという事業者の方が多い。

・間違いなく不景気になるという経営者がほとんどで、経済状況が完全に戻るまでには2年以上かかるという経営者もいる。

・現状では影響が他業種に比べて大きくない畑作農業や建設業においても、国予算が他に使われると今後の仕事減や収入減少に影響がある可能性。

・経済、景気が戻った時に動けるように今できること、例えば人材開発、資金体力をつけるなどは行っていくことが必要。

 

新型コロナウイルスの農業分野への影響(和牛価格の低迷等)

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます

新型コロナウイルスの影響は農業分野にも影響が出ております。

酪農」について、北海道の生乳も学校給食が無くなり廃棄されている部分もありながら、
ホクレン価格は年に一回の改定のため現時点での影響は見られません。
生乳として使われないものは加工分野にまわっているお話もお聞きします。

畑作」について、政府保証のある馬鈴薯、小麦辺りは大丈夫だろうといわれておりますが、
市場価格の影響を受ける小豆辺りが秋の収穫時期以降にどうなるだろうか、という声をお聞きします。

肉牛」について、3月に市場価格が落ちた後も、価格は低迷したままです。
緊急事態宣言による飲食店の休業は自然と牛肉消費を落とし、インバウンド消費やオリンピック消費も
見込めない今後を考えても価格が厳しくなっております。
現状では、こちらの新聞記事に書かれておりますようにスーパーへの卸価格が下がれば、
家庭での消費が根付く可能性がありますので、その点に期待したいところです。

レビュー『働く人の資本主義』

 

 

 

 

 

 

 

 

働く人の資本主義』 出光佐三 春秋社

かの有名な出光興産(いでみつこうさん)の創業者、出光佐三さんの著書です。
出光佐三さんは百田尚樹さんの『海賊とよばれた男』のモチーフにもなった方ですね。
本書は、出光興産が進めてきた「お互いが自発的に自由に働いて能率をあげる人間の和の姿を実現した経営」について書かれています。

・戦後、世界は交通の発達によって時間的に狭くなった。もはや権利思想や個人主義では絶対にうまくいくはずがない。お互いに譲りお互いに助ける互譲互助のあり方でなければならない。日本人が、この和の姿を実際につくって、対立闘争で行き詰っている世界に平和と福祉のあり方を教えるのが、今日の日本人の姿である。

・出光は創業のときから言語に絶するような苦難と圧迫にあいながら、それらと敢然と戦って克服してきていますが、その原動力は人の力、仲よくする力であったということです。仲よくするためには搾取があってはならず、無私でない場合はすべて搾取になります。精神的な搾取もあってはならず、自発的に自由に働いてなにをやったって叱られない、心理的に安心して働けるというのは精神的搾取がないからです。

年功序列給か能力給か、それは人を重んじるか、金を重んじるかという事です。人間を金で評価するやり方は私はとらず人のあり方というものを大事にしている。どういうことかと言うと、経験のある、年とった人を尊敬してお互いに仲よく一致していく。お前は年をとったから駄目だ、若い者のほうが良いという、肉体的な働きばかり見ていてはならない。

・私がいつも社員に言って聞かせたことは、一生懸命やっておればいいのであって、結果にこだわらなくて宜しいということです。善意でしくじったときは、本人が必ずあとで反省し、自問自答しますから、これくらいよい教訓になるものはない。本人は偉大なる体験者となり、人間として活きてくる。

・自発的に自由に働く人は愛情と鍛錬によって育つ。愛情をもって育てる、自分のために使うのではなく自分の子供を育てるような気持、それが根本です。愛情をもって育てようという気持と先頭に立って身をもって率いた。私は給料や賞与で刺激して、従業員を働かせたことは絶対にありません。