税務・会計・経営

肉用牛価格の下落

 

2020年3月に入り、先週から今週にかけまして肉用牛の値段が急落しております。

[新型コロナ] 枝肉低迷余波 和子牛急落 60万円台”(日本農業新聞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社-税理士法人のお客様でもこの低迷した相場に驚き、困っていらっしゃる方が多いです。

初生などの牛仕入値段も下がってほしいところなのですが、意外とそちらが下がっておらず、
素牛生産、肥育農家さんは今期は相当厳しいとみられます。

運転資金を政府系金融機関を中心に融資をしてくれれば、一時的に借りるのも手ですが、
新型コロナウイルスの影響で肉があまり、枝肉相場が下がり続けると牛の値段も低迷したままでしょう。

和牛子牛価格は、繁殖農家の減少により2016年12月に平均87万円/頭のピーク、その後も80万円前後を推移しておりましたが、
東京オリンピック前にこれだけの下落を予想していた畜産農家さんもあまりいらっしゃいません。

中国の習近平国家主席が来日の上、中国への和牛出荷が大型解禁される予定だったものが、これも新型コロナウイルスの影響で延期され止まってしまっていることもよくありません。早く、新型コロナウイルスが収まり、解禁されることが望まれます。

和牛価格の低迷は、実は受精卵移植等でホルスタイン搾乳牛から和牛の子っこを生産していた酪農家さんにも影響します。

ここ10年程好景気にわいてきた畜産業界にとってあまり悪化が進みすぎないことを願うばかりです。

ダイバーシティ経営と女性会計士の活躍

 

公認会計士が購読している『会計・監査ジャーナル』に題名のような記事があり興味を持って読んでみました。

ダイバーシティ経営とは「多様な人材を生かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」のことです。
ここでいう多様性は、性別、年齢、人種、障害の有無、性的志向、宗教信条、などの多様性だけでなくキャリアや経験働き方も含まれます。

記事には多様な人材からなるチームは同質的なチームより、複雑な作業をよりよくこなし、企業業績もよくなる研究結果が書かれております。
日本の研究調査でも管理職の女性割合が増えると、企業の生産・利益効率が上昇することを明らかにしたものもあるようです。(山口一男2011経済産業研究所)

女性会計士のさらなる活躍のための記述も書かれておりました。
まず、一般に創造的な活動を行う際に、男性はリスクを恐れない傾向にあるが、女性は現実的解決を重視しリスクを回避する傾向にあるといわれている。
イノベーションを推進するためには、人材の多様性、すなわち男性のリスク専好的態度と女性の市長適応能力のバランスや補完関係が必要と書かれている。(Millward and Freeman2002)

世界のリーダーを対象とした研究では、女性はリーダーが兼ね備えるべき16の資質のうち12の指標で男性に勝っていたと明らかにされ、とりわけナーチャリング(関係性の構築、他者を教育する能力)、イニシアティブ、自己啓発、誠実性、努力の指標が優れているという結果が出ているそうです。(Folkman2012)

このような研究が行われている一方で、世界でも日本でも組織の幹部割合が男性の方が高いなど、まだまだな組織実態があるわけです。
この記事には組織コミットメント(組織やチームに対する愛着や一体感)が高い場合、他人と違う考えや行動への寛容がある場合、女性が活躍できるような組織風土が整備されれば、ダイバーシティ経営による価値創造効果が送信され、女性会計士の更なる活躍に道が開けるとも書かれてあります。

 

SDGs経営

 

 

 

 

 

 

 

 

日本経済新聞にも大きな記事が載っておりましたが、これからはSDGs経営の時代です。

日本経団連が最重要課題に掲げて強力に推進しているわけですから、外部環境を見据えた経営には無くてはならない要素なわけです。

地球規模で考えたときの「持続可能性」は当然ながら日本・北海道の各地域でも同じことが言えるわけで、
SDGsはそのための人類の英知の結集といわれています。

日本では2017年よりESG投資(環境・社会・ガバナンスに対する投資)がはじまりました。
行き過ぎた資本主義が地球を傷つけ、他者を傷つけてきた所に、これからはまわりを考えたSDGs経営やESG投資が広がってくるでしょう。

たとえば、セブン&アイホールディングスではSDGs経営として、
「高齢化・人口減少社会における社会インフラの提供」「原材料やエネルギーの無駄のない利用」を掲げて取り組んでいるそうです。
例えば、高齢者のためのスマートフォン購入サービス、食品ロスの削減などなど。
企業は社会のためにある、という事はすべての企業に認識してほしい所です。

ビジネスにおけるSDGsは新技術イノベーションがカギとなり、7~8%という認知度が低い中小企業への広がりも大切。
経営者側だけでなく社員も何ができるかを考え、それが企業価値創造につながる。
今の学生は就職したい企業を選ぶ時に「持続可能性」を重視してきており、来年からは教育現場で教育指導要領にSDGsが入ってくる。

会計事務所におけるRPA

 

RPA(アールピーエー)」という言葉をご存知でしょうか。

Robotic Process Automationの略したものですが、そのまま訳すとロボット技術で業務を自動化するという事ですね。

もちろん今までも、パソコンソフトやインターネットの普及で、事務的作業が自動化されてきた部分はありますが、
今後は今まで以上に進める必要があります。

背景には、今後のAI普及、国内生産人口の減少による人手不足やワークライフバランスを整える働き方改革があるわけです。

会計事務所でもRPAを考えることは大切なことです。
領収書や通帳を訪問のうえお預かりして、仕訳伝票を手入力することは少しずつでも減らさなければいけません。

RPAによる自動化はまず、通帳のお預かりや仕訳入力に適用できます。
例えば、弊社事務所では農家さんの組合員勘定(通称:クミカン)をインターネットページ時から一括ダウンロードのうえ、
Excel変換ソフトから仕訳に自動取り込みを行っております。
これは預金貯金勘定科目についてのRPAと言えるでしょう。

また、今年はFreeeやMoneyFowardといった新興クラウドソフトを使って現金やその他の預金等勘定でもRPAができればと動いてまいります。
例えば、支払い領収書を小さなスキャナに入れるだけで現金取引が仕訳に変換されるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

2015年に発表されたスタンフォード大学・野村総研による「人工知能による職業別代替可能確率」では
会計事務所の代替確率は601業種中6位の92.5%。
ですが、私は会計事務所ほど面白い仕事は無く、経営者にとってこれほど必要な存在はないと考えております。
もしも92.5%の部分に人工知能が入ってきたとしても、私たちはその部分もRPAの技術を身につけて仕事とし
それ以外の7.5%の部分もさらに付加価値高く実践していくことになるでしょう。

租税教室

 

今年も中学校数校で税金の授業を行わせていただいております。

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校の生徒さんから嬉しい感想文も頂きました。

少しでも世の中のことを知ってもらって、将来のことに役立ててほしいなと思います。

「税金がどのように集められてどんなものに使われているのかわかりました。」

「税金のない世界をアニメーションで見た時にこんな世界になってほしくないって思いました。」

「世界にある税のポテトチップス税や独身税が面白かった。」

「租税教室を通して、将来大人になったらしっかり税金を納めようと思いました。」

「このたびは租税教室をお忙しい中、教えていただきありがとうございました。」

成長の中で忘れてならないもの

時に急成長をする企業があります。

利益が出て、人員も急激に増え、地域のトップ企業にのし上がっていく。

売上を伸ばすこと、利益を伸ばすことは、企業継続に必要なことですが、一方でお客様目線を失ったりルールを逸脱したりすると、どこかで歪みが生まれ崩壊する可能性があります。

お客様からの目線、社会からの目という大切なものを忘れないようにしないと、日々報道される不正企業のようになってしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

ここ最近の企業又は社長不正について書いてみますと、
2019年4月大和ハウス防火対応不正
2019年2月リクシル子会社不正資格
2018年12月日産カルロス・ゴーン事件
2018年10月地震ダンパー不正
2018年5月レオパレス建築基準法違反
などなど、枚挙に暇がありません。

アイスシェルターとは

 

 

 

 

 

 

 

帯広の土谷特殊農機具製作所 社長 土谷紀明さんのアイスシェルターについてのお話をお聞きしました

電気や灯油などを使わずに北海道十勝の冬だけを使った自然冷蔵庫ということで面白いですね。

帯広のカーリングホールのカールプレックスにもこの技術が使われているのは知らなかったですね。

水が凍ったり融けたりする時に発生する潜熱というものを利用して0℃の空気を作り、農産物の貯蔵や建物の冷房などを行う、特許も持ったシステムとのことです。

北海道は金融のような付加価値がつけにくい経済圏でそのような中、このような寒さや地熱というエコエネルギーは大きな付加価値を付けられるのではないでしょうか。

ぜひとも産業に繋がって欲しいと思います。