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【本】レビュー『本を読む人はうまくいく』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本を読む人はうまくいく』長倉顕太 すばる舎

本は安く、色々な人の色々な考えに触れる事が出来る素晴らしいものです。
私自身、昔から本が好きで文学部出身で、昔からこちらの書籍名と同じ考えで、読んでみました。

筆者の仕事柄、いわゆる成功者と呼ばれているような人、いかにも幸福度が高そうな人に会う。
その人たちに共通することがある。
それは、本を読んでいること。この経験の中で多くの人に出会って、読書こそ人生を攻略するカギだと確信した。
そもそも、読書はコスパが高く、使ったお金に対して返ってくるお金が圧倒的に多い。

・AI時代、ますます読書の価値が上がっている
フェイクニュースやSNSの偽情報などが広がる中で、本を読めるようになれば「単に文章を理解する」だけでなく「事実と意見を区別する」「情報源の信頼性を評価する」ことが出来るようになる。
深い読書体験は、表面的な情報収集とは本質的に異なり、1冊の本に集中して取り組むことで注意力が持続し、複雑な概念を理解するための思考の筋肉が鍛えられる。
SNSのアルゴリズムは、私たちの既存の価値観に合致する情報を優先的に表示して偏った思想に洗脳していくが、多様なジャンルの本を読むことは、こうした情報の偏りを是正し、より広い視野を獲得できるのだ。

・読書するかしないかで、人生に大きな差が出てしまう
新約聖書-ヨハネによる福音書の冒頭に「初めに言葉があった」とあるように、私たちの生きている世界は「言葉しかない」と思ったほうがいい。
だとするなら、「言葉をどれだけ知っているか」「知識をどれだけ持っているか」で人生は大きく変わることはわかるだろう。
もしも、人生に行き詰まっているのなら、ただ単に知識が少ないからと考えたほうがいい。
さらに人類はインターネットを手に入れ、皮肉なことに読書をする人が減ったことにより読書をすればするほど差がつくようになった。

・世界のお金持ちはどんな読書をしているのか?
ビル・ゲイツは愛読家であり「自分の成功には本が不可欠だった」とまで語っている。
2017年のインタビューでは「どの本からも何か新しいことを学び、物事を違う見方で考える助けになる。
幼い頃から読書が好奇心を育み、それがキャリアや現在の慈善活動を推進する原動力になった」と述べている。
ウォーレン・バフェットは「オフィスて1日中本を読んで過ごす」と公言するほどの読書家。コ
ロンビア大学の講演では学生たちに「毎日500ページ読んでみなさい。知識は複利のように積み上がっていくんだ。
誰でもできるが、ほとんどの人はやらないだろう」と助言したと言われている。
イーロン・マスクは幼少期から熱心な読書家でSF小説から百科事典までむさぼるように読んでいたという。
彼はロケット工学を独学で習得した方法について尋ねられた際に「本を読んで覚えた」と答えている。

・読書は現代に必要な環境適応能力を鍛える最適なトレーニング
本を読むことは追体験の宝庫。
たとえば、歴史書を読むと、戦乱の世で生き残るために必死に戦略を練った武将や王たちの経験を学ぶことができる。
ビジネス書を読むと、激しい競争市場で勝ち残った起業家の思考回路をトレースできる。
良質な読書体験を重ねることで擬似的にさまざまな環境変化に触れ、対応策を考える習慣をつくり出すことができる。
読書を通じて多様な世界観に触れていると「こういうやり方もあるんじゃないか?」「自分が思っていた常識は、実は一部の人間関係や環境の中だけで通用していただけではないか?」と気付けるようになる。

・広く浅く読書することで異なる分野の人々と容易につながれる
読書は単なる知識獲得の手段ではなく、多様な人間関係を構築・維持するための寛容な人間になるための強力なツールだ。
多様なジャンルの本に触れることで、どんな相手とも会話を何がくそ始めるきっかけが作れる。
そして、情報のハブとしての価値を生み出し、異なる分野の人々をつなぐ「接着剤」となる。
たとえば、最新のAI技術についての本と経営戦略の本、両方に触れていれば、技術者と経営者の間をつなぐ役割を果たすことができる。
このような情報のハブとなる人は、多様なネットワークの中心に自然とポジションを確立するようになるのだ。
重要なのは、決して本を深く読み込む必要はないということ。
むしろ、多様なジャンルをつまみ食いするほうが現代社会では重要だ。
世界の億万長者たちの共通点として、彼らの多くが情報のハブであることが挙げられ、ジェフ・ベゾスやイーロン・マスクのような成功者は特定分野の専門家であると同時に、読書をもとに幅広い分野に関する一般知識も持ち合わせている。

・知識を行動に変える読書体質になるために
文化庁の調査によれば、日本人の約62%が「月に1冊も本を読まない」との回答で10年前より15%増加。
一方で、ビジネスリーダーや創造的な仕事で成果を上げている人の多くは、読書を日常に組み込み、知的好奇心を絶えず満たし続けている。
本を読むことは、自分の脳を多くの他者の脳で拡張すること。
読書によって、私たちは時空を超えた無数の知性とつながり、自分一人では到達できない思考の高みに達することができる。
そのために、速読ではなく目次等から全体を素早く把握するスキミングの読み方がおすすめ。
読書を良い習慣とするために、旅行読書のように移動をしながら、本を読む前に著者をリサーチするなどすると良い。
  • user 内田
  • time 2026年1月17日
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2026年(令和8年)が明けてからの展望

2026年-令和8年は1月3日のアメリカのベネズエラへの軍事介入からはじまり、ガソリン・ガス料金が上がり円安も進む可能性があり、同盟国の政権は非難がしづらいようで難しい立場にもなっております。
ガソリン・ガス料金上昇、円安は経済的にも中長期的な影響を与えていく可能性もありながら、1月6日の日経平均株価は終値で52,518円史上最高値を更新し「トランプ政権によるベネズエラ資源の掌握」が、将来的なエネルギーコスト低下や米国経済の活性化につながると市場がポジティブに捉えたようです。
これからも少子高齢化と人口減少が続く日本経済・北海道経済にとって、このような海外の動きには絶えず注視して、行動していかないいけない時代になりました。特に北海道経済にとっては、「インフレ(円安)」が良くない方向性に寄与する気が致します。

2025年におけるAIの進歩により会計事務所にとって、2026年以降は記帳代行という仕事が無くなっていくかもしれません。Moneyfoward・freeeによるAI自動取込、JDL・MJSによるAI仕訳など、会計ソフトによる90%以上の自動記帳が進んでいくでしょう。2026年から従来のIT導入補助金が「デジタル化・AI導入補助金」へ変更となり、AIの導入が増えていくでしょう。
AIを活用した税務調査ではアクセスできる情報量や分析精度が飛躍的に高まり、従来とは異なる観点から申告内容がチェックされるようになるでしょうか。
2026年9月から稼働予定の税務署の新システムKSK2はAIを利用して、より厳しい税務調査に移行していくでしょう。
AIで税務調査が厳格化する?KSK2稼働で突入する“見逃しゼロ時代”に企業が備えるべき対策 | 経理/財務、税務(税金・節税) | 【経理ドリブン】

北海道の労働人口は、2026年から全国を上回るスピードでの減少と構造的な人手不足の深刻化という極めて厳しい局面に立たされております。
2040年までに北海道では労働力が約32%不足するとも予測され、これは全国平均よりも深刻な数字です。
このような中でAIやDXを進めなければいけないことはもちろんなのですが、リモートワークでの働き方を進めていき、人材採用をしなければいけない時代になりました。

そのため、会計事務所におけるリモートワークをさらに強化していくことで、「北海道の地方で暮らしたいが、専門的な仕事がない」と考えている人に対して、リモートワーク前提での雇用を提案することで、全国から優秀な税理士・会計スタッフを募ることができると考えられ、リモートワーク環境整備の徹底をしてまいります。
①インフラの整備(どこでも働ける環境作り)
物理的な距離と冬の移動リスクを克服するための土台。
・クラウド会計・税務ソフトの導入:クラウド対応版を導入し、事務所のサーバーに縛られない環境を作ります。
・リモートアクセスツールの選定:事務所のデスクトップPCを自宅から操作する場合のリモートデスクトップツールが整備します。
ペーパーレス化:紙の領収書をスキャンして自動データ化する体制を整えます。
②コミュニケーションの整備(孤独感の解消と進捗管理)
離れた場所でもチームとして機能させるためのツールの促進。
・ビジネスチャット: Chatworkをさらに有効活用し、電話やメールに頼らないリアルタイムな相談環境を作ります。
・バーチャルオフィス、オンライン会議システム: Metalife,Zoom等でのツールで多くの、標準ツールとして浸透させていきます。
・タスク管理ツール:  jootoをさらに有効活用し、各スタッフの担当案件の進捗(決算期限など)のさらなる見える化を進めます。
③顧問先とのデジタル連携(地方部特有のハードル克服)
顧問先がITに詳しくない場合も多く、事務所側がリードしていきます。
・共有のためのクラウドストレージ: ファイル箱やDropboxなどで顧問先様と簡単に資料を共有できる空間を作ります。
・コミュニケーションツール:遠隔でもZoomやChatworkでスムーズにコミュニケーションできる体制を作ります。
・電子契約・電子署名: Moneyfoward上でのクラウドサインなどを導入し、印鑑をもらいに訪問する手間を省きます。

  • user 内田
  • time 2026年1月10日
  • tag ご挨拶
  • comment 0

【本】レビュー『体力が9割』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体力が9割 結局、動いたものが勝つ』堀江貴文 徳間書店

社会人として、仕事人として、良いパフォーマンスを発揮するためには「体力が大切」とちょうど聞いたときに本屋で見つけた本なので買って読んでみました。

テスラのイーロン・マスク、Amazonのジェフ・ベゾスなど皆、物理学、ロケット工学、マーケティング、それぞれのフィールドで自己投資をして自分を極限まで高めて、その力を使って、誰もやらなかった挑戦をして世界を変えた。「自己投資こそ最強」だが、その大前提が体力(やり抜くエネルギー)の存在、体力が無ければ、どんなに優れた自己投資の戦略を描いていても途中で息切れしてしまう。

どうして日によってパフォーマンスに違いが生じるのか?原因はひとつしかない。コンディションだ。心身の状態だ。それがすべてを左右する。一流のアスリートは日々の食事や睡眠、トレーニング、さらにメンタルケアに至るまで徹底的に自己管理する。ビジネスも一緒だ。プレゼン、交渉、期日間際のタフなタスク、どれも高い集中力と判断力が求められる。それらをいつもハイアベレージでこなすには、安定したコンディションが不可欠だ。あなたにとって最適なコンディション管理方法を見つけよう。

何があっても睡眠時間は死守。日本では睡眠時間を削って仕事に明け暮れる人も少なくない。それを美徳ととらえる風潮さえいまだにある。僕が睡眠の重要性をはっきり自覚するようになったのは大学受験のときである。睡眠時間を減らし、睡眠時間を増やした。その判断は大正解だった。おもしろいように勉強がはかどるようになった。認知能力が、知識の定着が一気に上向いたのである。僕がすんなりと東大に合格できたのは睡眠を怠らなかったからだ。いまもどんなに忙しくとも睡眠時間だけは死守している。夜中まで飲み歩いたら翌日の始動は昼からだ。僕にとって睡眠はそれくらい譲れない最優先事項なのだ。

運動抜きに人生の成功はない。僕は最低でも3回以上は集中的な運動を行っている。ジムでハードな筋トレエアロバイクをこなす。キックボクシングで瞬発力と全身の連動性を磨く。大好きなゴルフはカートに乗らず18ホールを歩き切り、それだけで足腰の強化になる。さらに夏はウェイクボード、冬はスノーボードを楽しみながら体幹とバランス感覚を鍛えている。僕にとって運動はとても重要なミッションだ。僕は自他ともに認めるハードワーカーである。思考、決断、実行―来る日も来る日も込み入ったタスクを次々の片付けている。どうしてもいつもそんな高速処理ができるのか。それはしっかりした「土台」があるからで、みなぎる体力、運動はそうした土台を維持する上で不可欠である。

日々の運動はあなたのポテンシャルを全方向的に開花させる。運動のメリットはフィジカルの向上だけではない。メンタルに及ぼす効果も絶大だ。判断力や思考力、そして折れない心を養えるのである。例えば筋トレだ。筋力アップのためには筋力に強い負荷をかける必要がある。強い負荷をかけて一時的に筋繊維を壊す、するとその回復過程で筋繊維がより太くなり、筋力が増すわけだ。力尽きるまでやる、いわゆる限界突破(オールアウト)である。でも限界突破で悲鳴を上げるのは筋肉だけではない。それより先にだ、心が折れそうになる。筋トレは自分との戦いだ、それで鍛えられたメンタルはあなたの強力な武器になる。仕事における勝負所や大ピンチ、どんな局面でもきっと乗り越えられるだろう。

 

 

 

  • user 内田
  • time 2026年1月3日
  • tag
  • comment 1

2025年(令和7年)を振り返って

本年も一年お世話になりまして、ありがとうございました。
2025年も早くも大晦日を迎えました。
2025年で関わらせていただきました社内外の皆様に、心より感謝申し上げます。

代表社員の私事としましては、本別町に住んでいた家族が4月に学校の関係で札幌に引越したことで、改めて家族の大切さを感じる所でした。(代表社員は変わらず北海道十勝本別町に住んでおります。)

日本の総理大臣が初めての女性総理大臣-高市早苗さんに10月21日変わりました。それに伴い株価が上がる日本企業、制度が変わり、海外との関係性など様々な変化が見られますが、日本全体としてこの変化を対応していかなければいけない気が致します。

一年を振り返り、弊社として達成できたこと、できなかったことを記載します。

組織づくり」繁忙期明けの6月1日より皆さんから「業務メモ」という機能を使い、所内皆さんにとっての自己の成長、事務所の成長につながるようなコメントを本人と役員が見られる形にしました。また「朝会」を週1回10分程行う事で、業務の見える化に繋がったと感じた。3拠点代表者とのPTが出来たことも良かったです。来年以降は、インセンティブ制度の周知、経営方針発表会の実施、製販分離のさらなる整備に力を入れていきます。

DX」2024年11月にACELINKと共有フォルダの3拠点統合が完了したものについて、2025年はかなり形が出来上がり運用が安定した1年でした。本別事務所ではすべての過年度決算調書の電子化が完了しました。2026年は帯広事務所・札幌事務所でも過年度調書の完全電子化、ファイル箱というクラウドストレージの導入及び整備、リモートワークの推進(2025年末5名ほど、コミュニケーションに課題)、一部メタバース(OviceまたはMETALIFE)の導入を進めていきます。

地域貢献」これまで毎年地域の図書館に寄付をしていた20万円を(これまで毎年寄付をされていた方がご逝去されたこともあり)30万円に増やしました。地域の多くの皆さまにとってお役立ていただきたいと思います。地域の補助金審査委員や税金教室活動も引き続きおこ追う事ができました。行政事業にかかわる一般社団法人やNPO法人の顧問先が増えたのもここ一年の特徴でした。一方で、事業承継の仕事はM&Aを含めて少なめの年でしたので、来年は事業の承継のうえ雇用の確保・経済の活性化に貢献します。

キャリアデザインの支援」2024年から個人面談を2回行うように致しました。2025年から業務メモからその日一日のスタッフの方の反省明日への成長を見させていただく事にしました。リモートワークの方も含めて税理士法人側のスタッフで41名ほど。残業は相対的に減り、休日数は10年前の105日から126日まで増え、2025年税理士試験簿記論合格者も出ました。その先に、所内の皆さんのキャリアデザインを描くこと、実現を支援していきます。

新年、改めて事務所としてのレベルアップを進めてまいります。

  • user 内田
  • time 2025年12月31日
  • tag ご挨拶
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【雑感】偉人から学ぶこと

 

 

 

 

 

もしも徳川家康が総理大臣になったら』という映画を観ました。
現代の社会人も過去の偉人から学べることがたくさんあります。
題名だけ見てくだらない内容かとも思っていたのですが、面白さあり、今の時代に響く言葉が多く勉強なりました。

新型コロナウイルスで総理大臣が亡くなってしまった政府が最終手段として実行したのが、AIとホログラムによって歴史上の偉人たちを復活させ、彼らで偉人内閣を一年間限定で組織するという内容。
内閣総理大臣が江戸幕府を築いた徳川家康、官房長官に坂本龍馬、経済産業大臣に織田信長、財務大臣に豊臣秀吉などなど。
彼らはその圧倒的なカリスマ性と実行力で感染の封じ込めに成功し改革を進め、熱狂的な支持を集めます….

不安は消えん。不安が消えるのは、行動するときだけじゃ。」坂本龍馬(官房長官) 新型コロナウイルスの危機に直面し、国任せ、人任せになっている国民に対して行動することの重要性未来への希望を訴える。

将(まさ)たるものの仕事は決めることじゃ。決めたことは何があってもやる。そういう将の下には、それを成し遂げる者が集まるものじゃ。あとは将はその者たちを信じて任せる。」徳川家康(総理大臣) リーダーがすべきことは方向性を明確に決断すること。その決断を実行する有能な人間を集め、最終的にはその能力を信じて委任するという家康の組織運営の極意。

目を覚ませ!」織田信長(経済産業大臣) 新型コロナウイルスの混乱から立ち直れない国民に対して、古い考えや停滞から脱却し目を覚まして行動せよと強く迫る言葉。

「大事なのは、やったかどうか、結果を出したかどうか、それだけじゃ!」豊臣秀吉(財務大臣) 議論や計画ばかりで行動しない現代の政治や国民を批判して実行と成果を最重視する秀吉の哲学。

「民の意見を聞く。それが将の仕事じゃ!」徳川吉宗(農水大臣) 庶民から広く意見を聞くための「目安箱」を設けた吉宗の考えが表れた言葉で。現代の政治家に対しても国民の声を聞くことの重要性を説いた。

 

  • user 内田
  • time 2025年12月26日
  • tag 趣味・雑感
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【本】社長が知っておきたいハラスメント対策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長が知っておきたいハラスメント対策』TKC出版

ハラスメントに厳しくなっている今の時代。
TKCさんでもこのような冊子を送ってくるほど、センシティブになっているのかもしれません。
社員に「ちゃん付け」をすることがハラスメントとなって賠償命令が出た裁判も少し前にありました。
名字に「ちゃん付け」 違法なハラスメントで賠償命令”(毎日新聞)

〇ハラスメントの種類
・パワハラ
上司や部下の立場の優位性をを利用して身体的/精神的苦痛を与える行為。(ex.人格を否定する発言⇔再三注意しても改善されず一定程度強く注意する。)上司からの要求や指示には「妥当性」が重視され、客観的に理不尽と判断されればパワハラとなります。
・モラハラ(モラルハラスメント)
人目に付く場所で怒れば反省する、気に入らない同僚は無視すればよい、こうした考え方に違和感を持つ人は少なかった時代もありました。しかし、価値観が多様化した今、精神的な苦痛を与える「人として」あるまじき行為はモラハラに該当します。(立場の優位性をきっかけとしない点がパワハラとの違い)
・オワハラ(就活終われハラスメント)
内定を出した学生に、就職活動の終了を強要すること、「職業選択の自由の阻害」であり、脅迫罪・強要罪にあたるおそれもあります。
・テクハラ(テクノロジーハラスメント)
ITの知識が乏しいことをバカにしたり、過剰に叱責すること。
・ロジハラ(ロジカルハラスメント)
正論や論理的な言葉で追い詰めること。
・スモハラ(スモークハラスメント)
喫煙者が非喫煙者にタバコのにおいで苦痛を与えたり、受動喫煙をさせたりすること。

〇ハラスメントの防ぎ方
・言い換えを活用する
言い方ひとつで、受け手の印象はガラリと変わります。
「明日までに終わらせろ」⇒「明日までにお願いしたいけど、状況はどう?」 「なぜできないの?」⇒「どうしたらできるか、一緒に考えよう」 「その考え方は間違っている」⇒「こういうやり方もあるよ」 「この作業、無駄だよ」⇒「こうしたら効率が良くなるよ」
・アンガーマネジメントを意識する
怒りを外にそのまま表現するのではなくコントロールすることを「アンガーマネジメント」といいます。
人の怒りはどんなに激しいものであっても「6秒」がピークであり、いら立ちを感じたら瞑想や深呼吸する、そして一旦その場を離れて視界に入れないことで、反射的に感情を出すリスクを抑えられます。また怒りの感情は①許せる②違和感は抱くが許せる③許せないの3段階に分けられ②の範囲が狭い人怒りやすいため「こうあるべき」という固定観念を捨てると②の範囲を広げられます。

〇ハラスメント発生時の対応
・即対応
①相談内容の秘密は厳守し、相談者が加害者から不利益を受けないよう配慮する⇒②相談者の了承を得て加害者等からヒアリンをして事実を丁寧に確認⇒③「人間関係・同期・時間・場所・質量」の状況を踏まえて弁護士・社労士と相談して判断⇒④ハラスメント認定された場合は懲戒規程を基に加害者を処分し、認定されなかった場合も相談者に経過を丁寧に報告⇒⑤相談者へ心身のケアとフォローを行い、社内研修等の再発防止策を実施。
・予防につながる職場の雰囲気づくり
職場内で自分の意見を表現しても、とがめたり、罰せられないということを従業員同士が共有し、心理的安全を高めることが大切です。失敗を恐れず挑戦する、個人の意見を否定せず傾聴を大切にする姿勢を経営者自ら持って、従業員に伝えていきましょう。心理的安全が保たれていない職場では、上司が部下の失敗を許さず、上司と部下のコミュニケーションが不足すると、ハラスメントが起きやすくなります。

 

  • user 内田
  • time 2025年12月19日
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【本】眠れなくなるほど面白い、歎異抄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠れなくなるほど面白い、図解歎異抄』日本文芸社 山口 謠司

『歎異抄(たんにしょう)』は、鎌倉時代後期に書かれた仏教書で、浄土真宗の開祖である親鸞(しんらん)の思想を伝える聖典です。

歎異抄の魅力のひとつとして、親鸞の教えの基本である「念仏さえ唱え続ければ、善人も悪人も平等に救われるという考え方があります。いつの時代も人は落ち込んだり悩んだりします。歎異抄は誕生から700年以上の時が流れておりますが、いつの時代にも共通する人間の心の弱さと、どうすれば嫌な気持ちが晴れ、ポジティブに生き抜くことができるか、そのヒントが散りばめられており、私たちの心の安らぎを与えてくれます。

善人なほもって往生をとぐ、いはんや悪人をや。~第3条~」
人は誰でもミスをしたり、間違いを犯してしまったりするものです。そんなときには「自分はダメだ」と思いがちですが、落ち込む必要はありません。「悪人こそが救われる」のですから、誰でも救われ、完全に道がふさがれていることは無いのです。

念仏を回向して父母をもたすけ候はめ。~第5条~
目標を達成できた瞬間、自分の力や努力だけで達成できたと思いがちです。しかしそれは間違いです。自分一人の力だけで達成できたわけではないのです。周りの人たちに対しても感謝の気持ちを忘れてはいけません。念仏を唱えることは「阿弥陀仏の慈悲」が両親にも届くのです。

さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし。~第13条~」
過去の行いと状況が人に思いもよらない過ちを犯させてしまうことがある。人間は自分の感情で、自分の行動を完全にコントロールできない生き物です。周りの人が悪さをしてしまったときも、頭ごなしに責めてはいけずやさしい気持ちで向き合いましょう。自分自身の時も同様に、自暴自棄になり自分を責めずに、理由を反省し同じ過ちをしないようにすれば良いのです。

一向専修のひとにおいては、回心といふこと、ただひとたびあるべし。~第16条」
念仏に専修してしている人にとって、心を改めることは、たった一度きりでいいということです。しっかりとした信心を一度定めれば、何度も「回心(悔い改める)」する必要はないと考えていたのです。阿弥陀仏を信じるという心が一度定まれば、それは「阿弥陀仏によって救われている」という揺るぎのない安心となり、迷いや不安が生じても大丈夫です。

念仏者は無碍の一道なり。~第7条~」
念仏は障害がないまっすぐな道です。人生は楽しい事ばかりではありません。予想もできないような困難な場面に遭遇することもあります。しかし阿弥陀仏を信じ念仏を唱える人は「阿弥陀仏の慈悲」によって救われるのですから安心です。この言葉は私たちに向けて「困難を乗り越える力」を与えてくれます。阿弥陀仏の教えとは大きな船のようなものです。ですからどんな辛いことに遭遇しても大丈夫なのです。

本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆえに。~第1条~」
阿弥陀如来の本願を信じ、念仏を唱えることが最も重要で、念仏を唱えること以外に善い行いをする必要がありません。
人はあれもこれも頑張らなきゃと思いすぎ、疲れてしまうことがあります。しかし「本当に大事なことは何か」を考え、「大事な事だけをやればいい」と考え方を変えたら心が楽になります。

 

 

  • user 内田
  • time 2025年12月12日
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